10歳からの矯正とは
永久歯がほぼ生え揃い、上あごの成長が終わりに近づく時期の矯正です。当院では急速拡大装置で顎の幅を広げてスペースをつくり、そのあとマウスピース矯正で歯を並べます。骨ごと広げるため、抜歯を避けられる可能性が高まる時期です。「もう手遅れなのか、まだ間に合うのか知りたい」。そうお考えの保護者様は、「東大阪グリーン歯科・矯正歯科」までご相談ください。
「もう遅いのでは」と感じていませんか
- 前歯が重なったまま永久歯に生え変わってしまった
- 学校の歯科検診で歯並びを指摘された
- 顎が小さくて歯が並びきらないと言われた
- 他院で抜歯が必要だと説明された
- 低学年のうちに始めたほうがよかったのか気になっている
ひとつでも当てはまる方は、今のお口の状態を確認しにいらしてください。


上あごの成長は10歳ごろまでに約90%が終わります
上あごは脳や神経に近い成長のしかたをするため、10歳ごろまでに全体の約90%が育ちます。一方で下あごは背が伸びる時期に合わせて成長します。上あごの幅を広げるアプローチは、成長が残っている今の時期に取り組めるかどうかで選べる方法が変わります。「まだ様子を見ましょう」と言われて過ごすうちに、選択肢が絞られてしまうこともあります。
早い時期からのアプローチについては6歳からの矯正のページでご紹介しています。
成長段階に応じて矯正方法をご提案します
上あごの骨を広げる急速拡大装置
上あごの中央には正中口蓋縫合という骨のつなぎ目があり、成長途中の時期はここを利用して短期間で幅を広げられます。歯を横へ倒して並べるのではなく骨ごと広げるため、歯は骨の中を無理なく移動します。
広げた分だけ永久歯が並ぶスペースが生まれ、多くの場合で抜歯をせずに配列できます。縫合の上には鼻の空気の通り道があるため、広げることで鼻呼吸がしやすくなる場合もあります。

下あごはリンガルアーチで整えます
下あごには急速拡大装置を使いません。歯の裏側に沿うリンガルアーチという装置で、歯列の形を整えながらスペースを確保します。上あごが広がると下あごの歯列も追従しやすくなるため、上下のバランスを見ながら進めます。

スペースが確保できたら、マウスピース矯正で歯を並べます。土台となる顎の幅が足りている状態から始めるため、比較的短い期間で配列が進みます。マウスピースは1日22時間の装着が前提です。取り外せる装置なので、装着時間の管理はご家庭と一緒に確認しながら進めます。中学生以降の仕上げについては14歳からの矯正のページでご紹介しています。
10歳を過ぎていても選べる方法があります
上あごの成長が終わりに近い場合でも、下あごの成長やこれからの生え替わりを踏まえて方法を組み立てられます。拡大が難しいと判断した場合は、マウスピースやワイヤーで並べる方法をご提案します。検査で今どの段階にいるのかを確かめないまま「間に合わない」と決まるわけではありません。今の状態を知るためのご相談だけでも構いません。

10歳で拡大を始めた症例をご紹介します


顎の幅が足りず、永久歯が並ぶスペースが不足していたお子さまです。急速拡大装置で幅を広げ、2ヶ月で拡大が完了しました。そのあとマウスピース矯正で歯を並べています。
| 症状 | 顎の幅の不足による歯列の乱れ |
| 治療開始年齢 | 10歳 |
| 治療内容 | 急速拡大装置+マウスピース矯正 |
| 治療期間 | 拡大2ヶ月 |
| 費用 | 55万円(税込) |
| リスク・副作用 | 効果にはお子さまごとの個人差があります。拡大中は装置の違和感や発音のしにくさが出ることがあります。マウスピースの装着時間が足りない場合、治療期間が延びることがあります。治療後に歯並びが後戻りする場合があり、保定装置による管理を行います。自由診療のため保険は適用されません。 |
小児矯正の料金は治療費用のページにまとめています。
よくある質問
装置を広げた直後に、押される感覚や歯の間が開く感覚が出ることがあります。強い痛みが続くものではなく、多くは数日で慣れます。違和感が強いときは広げるペースを調整します。
急速拡大装置は歯に固定するため、拡大中は取り外せません。拡大が終わって次のマウスピースに移ると、取り外しできる装置になります。
お口の状態によりますが、数ヶ月で完了するお子さまが多く、早い場合は2ヶ月ほどで終わることもあります。拡大が終わったあと、歯を並べる期間が続きます。
装置が入った直後は、食べにくさや発音のしにくさを感じるお子さまがいます。1週間ほどで慣れる方が多く、慣れるまでは食べやすいものを選んでいただくようご案内します。
抜歯をせずに並べられるお子さまが多い方法です。ただし歯の大きさと顎のバランス、生え替わりの進み方によっては、抜歯を含めた方法をご提案する場合もあります。検査結果をお見せしながらご説明します。
